講義概要: 犬や猫など、長年人と一緒に暮らしてきた動物(伴侶動物・家庭動物)

      ではなく、野生動物、それも日本には生息しない「外来の野生動物」を

      飼育する人が、年々増えてきています。

 

      またペットとして飼われた、そうした野生動物たちが、家から逃げ出したり

      捨てられたりした結果、日本古来の「自然環境」や「生態系」に多大な

      影響を与えたり、農作物や家屋に被害を与え、人にうつる「病気」の感染源

      となったりします。

 

      そうした「人への被害」だけでなく、逆に言えば、

      「彼ら動物に与える被害*」も同様に深刻です。

        *動物にとって 悪い影響

         ① 日本への輸送中にかかる多大なストレスと致死の危険性

         ② 動物本来の住環境と違う日本での飼育

         ③ 野生動物のもつ「行動形態」や「捕食形態」の不充足 など

 

      今回のシンポジウムでは、環境省と厚生労働省の担当官をお呼びし、

      「野生動物によって起こっている日本での様々な問題の事例」や

      「日本が野生動物飼育者に関して、行っている指導などの施策」

      「野生動物から人へと感染する【感染症】の説明と、その予防策」

      などをお話頂く予定です。

 

      特に今回は、こうした動物たちに興味をお持ちの方だけでなく、

      ペット業に現在/これから 関わる方や、ペットショップの定員の方、

      動物系専門学校の職員さんや行政職員や獣医師を目指される学生の方など、

      日ごろから、様々な動物に関わっていらっしゃる方に、「気軽に」ご参加

      いただけたらと思っています。

 

      もちろん、興味のある方なら、どなたでも大歓迎!!!!

      ぜひ、ご参加をお待ちいたしております。

 

      

 

      

日  程  内  容 内 容

8月23日(

 

 

 

13:00-13:10

開会 挨拶

 

青木 貢一

(動物との共生を考える連絡会)

 

13:10-14:10

講義 

 

関根 達郎 先生

(環境省 自然環境局 野生生物課

 外来生物対策室 室長)

 

14:10-14:30

休憩

14:30-15:30

講義

 

ご担当者さま

(厚生労働省 健康局 結核感染症課)

15:40-16:10

講義

 

担当

(動物との共生を考える連絡会 担当)

16:10-16:50

 

質疑応答 & ディスカッション

 

 
関連する法律名              
ワシントン条約 輸出入を規制している動物種が掲載
絶滅の恐れのある野生動稙物の
種の保存に関する法律

絶滅の恐れのある野生動植物を希少野生動植物
に指定し、
捕獲・譲渡の規制および生息地等の
保護のための規制

特定外来生物による生態系等に
係る被害の防止に関する法律
特定外来生物の飼養、運搬、輸入等を規制
感染症の予防及び感染症の患者
に対する医療に関する法律

感染症による健康被害の防止
狂犬病予防法
狂犬病の人への健康被害防止